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2026年10月1日の易は、雷風恒(らいふうこう)第32卦・三爻(九三)。
一言でいえば「決めたら、変えない。」。
今日の結論
方針 今日は決めたルールを守る型。小さく打診し、決めた損切りと利確を途中で動かさない。方針は朝に決めて、日中は変えない。
注意 迷って手法を変えない。負けたあとに別のやり方に飛びつかない。根拠なく途中で玉を持ち替えない。
ひとこと 決めたら、変えない。守り切って、次へ。
この記事では、雷風恒という卦の成り立ちと卦辞、三爻の爻辞の原文と現代語訳、それを GOLD のトレードにどう読み替えるかを順にまとめます。占いとしてではなく「変化の読み方」として使う立場です。
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雷風恒とは(卦の構成と象徴)
| 構成 | 上卦 ☳ 震(雷) / 下卦 ☴ 巽(風) |
|---|---|
| 象徴 | 雷(震)が動き、風(巽)がそれに従う。震は長男、巽は長女を象徴し、夫婦がそれぞれの役割を果たし、家庭が恒久に続く姿を表す 。変化の激しい雷や風といった現象の組み合わせでありながら、その関係性が変わらないことから、変化の中にある不変性、持続、恒久を象徴する 。 |
雷風恒は、雷が動き、風がそれに従う卦。激しく変わるものの中に、変わらない関係がある。続けることが通じる時です。卦辞は「恒は、亨り、咎なし、貞しきに利ろし」。新しく始めるより、今までのやり方を地道に続ければ通る、と説く卦です。
卦辞(かじ)
| 原文 | 恒、亨、无咎、利貞。利有攸往。 |
|---|---|
| 読み下し | 恒は、亨り、咎なし、貞しきに利ろし。往く攸あるに利ろし。 |
| 現代語訳 | 恒の時は、通じ、過ちはなく、正しくあることによって利益がある。進んで何かを為すのが良い。 |
この卦は、物事を長く続けることの重要性を説く。新しいことを始めるよりも、今までのやり方を地道に続けることで成功する 。
誠実な態度で継続すれば、何事もうまくいく 。
彖伝(たんでん)と大象伝(たいしょうでん)
彖伝は卦辞の理由を、大象伝は卦の姿から学ぶ心構えを説く、易経の解説文です。
彖伝
恒は久しいなり。剛上りて柔下り、雷風相與(与)し、巽にして動く。
| 訳 | 恒とは久しいことである。剛(震 |
|---|
が上に、柔(巽)が下にあり、雷と風が互いに助け合い、従順でありながら活動的である。)と、夫婦の道が恒久の象徴であることを解説する。
大象伝
雷風は恒なり。君子以て立ちて方を易(か)えず。
| 訳 | 雷と風が共にあるのが恒の象である。君子はこの象に則って、一度定めた志を揺るがせにしない。 |
|---|
説く。君子は確固たる信念を持ち、それを貫き通すべきであるという教え。
三爻の意味(爻辞)
| 爻 | 三爻(九三) |
|---|---|
| 原文 | 其の徳を恒にせず。或いは羞(はじ)を承(う)く。貞なれども吝。 |
| 現代語訳 | その徳を長く保つことができない。そのために恥をかくことがある。正しくあろうとしても、恥ずべき状態である。 |
三爻は「其の徳を恒にせず。或いは羞を承く」。続けるべきところで気持ちがぶれ、やり方を途中で変えると恥をかく。相場で言えば、決めたルールを日中に変えてしまいやすい段階です。
易では、爻は下から上へ時の進みを表します。三爻は「迷い・レジスタンス到達」の段階。GOLDハントの読み替えでは「様子見。方向感が定まるまでエントリーを控える」を基本の動きとしています。
トレードでの使い方
| 相場の分類 | 初動・反転の兆し |
|---|---|
| 基本方針 | 打診・小反発狙い |
| 三爻の段階 | 迷い・レジスタンス到達 |
この2つを重ねて、今日の方針と注意点を決めています。
方針
今日は決めたルールを守る型。小さく打診し、決めた損切りと利確を途中で動かさない。方針は朝に決めて、日中は変えない。
注意点
迷って手法を変えない。負けたあとに別のやり方に飛びつかない。根拠なく途中で玉を持ち替えない。
具体的には
- エントリーは、フィルターのサインが点灯してから。卦が「待機」や「崩壊の兆し」を示す日は、点灯しても枚数を増やさない
- 損切りは、入る前に置く。爻が「行き過ぎ」「反転の危機」の段階なら、いつもより浅く
- 含み損を「戻る」と抱え込まない。易の卦は「その時の型」であって、相場を当てる道具ではない
- 迷ったら休む。休むのも一手、と易は何度も言っている
雷風恒の裏側(錯卦と綜卦)
錯卦は陰陽をすべて入れ替えた卦、綜卦は上下をひっくり返した卦。同じ状況を反対側から見ると、次に何が起こりやすいかの見当がつきます。
| 錯卦 | 42. 風雷益 (ふうらいえき) (巽/震) 持続(恒)の正反対は、増加(益)である。現状維持(恒)と、積極的な発展(益)は対照的だが、持続的な努力があってこそ、真の利益がもたらされることを示唆している。 |
|---|---|
| 綜卦 | 31. 沢山咸 (たくざんかん) (兌/艮) 恒の裏側には、感応(咸)がある。永続的な関係(恒)も、元をたどれば一時の感応(咸)から始まる。また、マンネリ化した関係(恒)には、新たな感応(咸)が必要であることを示している 。 |
今日のまとめ
決めたら、変えない。守り切って、次へ。
投資は自己判断でお願いします。
雷風恒 三爻の基本データ
| 記号 | ䷟ |
|---|---|
| 卦 | 第32卦 雷風恒(らいふうこう) |
| 爻 | 三爻(九三)・迷い・レジスタンス到達 |
| 相場の分類 | 初動・反転の兆し |
| GOLDハントの基本方針 | 打診・小反発狙い |
| 日付 | 2026年10月1日 |
「トレードに役立つ今日の易経」は、易経の六十四卦と三百八十四の爻を、その日のトレードの心構えに読み替える毎日の記録です。卦と爻は前日に一つ決め、動画(60秒)・Threads・X・note・このブログの順に出しています。ブログは「あとから卦や爻を調べに来た人」のための辞書として、原文と訳、使い方を残しています。